ジャニー喜多川に学ぶ!「やる気」と「人間性」の大切さ
こんばんは!
池藤ともひこです。
東京は台風も過ぎて、徐々に日差しが秋に向けて涼しくなり始めましたね。
「読書の秋」と言いますが、僕も社会人になってから色々な本を読むようになり、特にビジネス書の類をもくもくと読む秋の夜長は大好きです。
そんな中、日本で最も有名なビジネス書とも呼べるドラッガーの「マネジメント」と、先日惜しまれながら逝去されたジャニー喜多川さんの不思議な共通点について書かれた大注目の記事があったため、その概要とそこからの学びを紹介させて頂きます!
出典:https://blogos.com/article/398198/
ジャニーズの選抜基準は「やる気」と「人間性」
ジャニーズジュニアを選ぶ時の基準として、ジャニー喜多川さんは常にその人の「やる気」と「人間性」を見ていたそうです。
これは「やる気があって、人間的にすばらしければ、誰でもスターになれる」というジャニー喜多川さんの強い思いがあったからだそうです。
この「やる気」と「人間性」を基準にした組織づくりが、ジャニーズが今なお多くの人に愛されている要因だと僕は思います。
ドラッカーの著書『マネジメント』でも、「人事に関わる決定は、真摯さこそ唯一絶対の条件」といい、「真摯さを絶対視して初めてまともな組織といえる」とも謳っています。
一人の男の子が、普通の少年からスターになるまでの過程を「やる気」一本で形にしているからこそ、世の中の多くの人がジャニーズに感動を覚えるのだと実感しました!
ジュニアになってからも大事なのは「やる気」
昔SMAPの前身となる「スケートボーイズ」というグループが作られたとき、そのメンバー候補の一人に、今はV6として活躍している長野博さんの名前が挙がっていたそうです。
ただその時、ジャニー喜多川さんからかかってきた電話の内容は一言。
「スケートボードできない?」
だったそうです。
そのとき長野さんはスケートボードの経験が無かったため「できない」と答えたそうですが、その結果、長野さんはSMAPという国民的アイドルグループのメンバー入りを逃してしまいました。
おそらくジャニー喜多川さんが長野さんに聞きたかったことは『今、できるかどうか』ではなく、『やる気はあるか』ということだったのでしょう。
今はできなくても「やる気」があれば技術や経験は後から付いてくる。
組織において最も重要なことは「やる気」というジャニー喜多川さんの信念が具体的に表れた面白いエピソードだと思いました。
ちなみに長野さんは後日、改めてジャニー喜多川さんに「バレーやらない?」と聞かれたそうです。(V6は1995年のワールドカップ・バレーボールのイメージキャラクターとして結成されたグループ)
今度は長野さんも二つ返事で手を上げ、今なおV6のメンバーとして活躍しています。
最後に
ジャニー喜多川さんの記事を見て思ったのは、どんな人でも世に才能を開花させるためには「やる気」や「情熱」、そして誰かに協力してもらえるための「人間性」が大事だということです。
僕も経営者として、広く世の中に貢献できるようになりたい、と心から思って日々生きています。
そのためには多くの協力が必要ですし、常に「人間として素晴らしくいること」を胸に刻んで「やる気」溢れる人生にしていきます!
池藤ともひこ