NSGグループ代表・池田弘さんの考え方から学ぶ!社会人として大切にしていくこと
参照記事:https://k-tsushin.jp/interview/nsg/
みなさん、こんばんは!
池藤ともひこです。
いよいよ7月も終わり、真夏の暑さが厳しくなる時期ですね。
僕も夏バテしないように、しっかり食事をしてハードワークできる身体づくりをしていきます。
さて、今日はNSGグループ代表・池田弘さんのインタビュー記事「逆境を突破できる経営者の条件」を見て、経営者としては勿論ですが、経営者でない一社会人としても大切にしていくといいことが書いてありましたので3点にまとめました!
※NSGグループは29校の専門学校を中心に、大学院大学、大学、高校、学習塾、医療法人、社会福祉法人、資格検定試験事業、出版事業などを展開する一大企業グループです。
素直に想いを伝える
池田さんが校舎を設立し、学校経営をいざスタートして最初の1年は苦労が多く、当時は資金不足で生徒数の見込みもないため、学校の先生を招聘することも大変だったそうです。
そこで、池田さんは先生に対して、「新潟に日本一の教育機関を作りましょう!」と夢を熱く語り、必死に伝えることで優秀な先生に来てもらうことができたとのこと。
自分がこうしたい!こうあるべきと思ったときこそ、自分の心の内で完結せず、周りの人々に素直に想いを伝えていくことで、少しでも現状から良くなっていく、改善されていくことはあると思います。
池田さんの立ち上げ期のエピソードから、想いを伝えていくことの大切さを学びました!
失敗経験を反省し、次に活かす
NSGグループはアメリカのハリウッドに映画学校を作ること、幼児教育の分野での投資、予備校など様々な事業にチャレンジしてきました。
ただ、これらの事業は上手くいかず全て撤退しています。
予備校事業では3億円もの損失を出した一方で、事業責任者の成長が収穫となり、その責任者が赤字病院の経営を引き継ぎ、見事に黒字化して、現在の医療・福祉事業は年商150億円ものビジネスに成長しているそうです。
何か新しいことにチャレンジしたときに、過去の失敗経験を活かすことで、同じ様なミスを防ぐことができ、経験値があるからこそ改善ができ、どうしたら今度は成功するだろうというアイディアが浮かぶと思います。
1つの失敗に一喜一憂せず、失敗から得た損失の部分だけを見るのではなく、失敗から得られた収穫、プラスの部分もしっかり把握することで、次のチャレンジに活かしていきます!
人と会い、人間性を磨く
池田さんが経営者としてやってきた30年間で、数多くの経営者が失脚していくのを見てきたそうです。
その多くはお金儲けだけを目指した結果、失敗してしまったとのこと。
最終的には「どう生きるか」という心構えにかかってくるんだと池田さんは話します。
だからこそ、いろんな人と会って、人間性を磨いていき、死ぬまで勉強し続けることが大事だということです。
僕も人間性を磨くため、成長していくためにはいろんな人と出会い、コミュニケーションを取り、学び続けることが必須だと思います。
人と会い、自分とは違った考え方、価値観を学ぶことで、自分には足りていない部分が把握でき、その人から学ぶことで、現状を改善し、更に良くなるための努力をすると思います。
人は理屈では動かず、感情で動くものだと思うので、自分よがりな固執した考え方はやめて、いろんな人とコミュニケーションを取って成長していきます!
最後に
大きな結果を作っている企業の経営者である池田さんの考え方を学んだこととして、3つを挙げましたが、どの学びにも共通しているのは、まずは自分の頭で考えて、主体性を持って行動していくことであると思います。
僕も大きなビジョンを掲げたからこそ、それを実現するためには自らを見つめなおし、現状とビジョンを達成している自分と比較し、ギャップを埋めていきます!
池藤ともひこ
ジャパネット・髙田旭人さんから学ぶ!発展し続ける会社が大事にしていること3選
みなさん、こんばんは!
池藤ともひこです。
そろそろ梅雨も明けて、歩くだけで汗が出て来る季節になりいよいよ夏がやって来ると感じています。
夏バテしないようにしっかり栄養と適度な睡眠を取りながら、ハードワークしていこうと思う今日この頃です。
さて、今日は株式会社ジャパネットホールディングス・髙田旭人社長の特集から学びを得たことを記します。
髙田旭人さんが社長に就任してから業績は好調で、2017年度は1929億円と過去最高売上を達成しました。
好成績を残してきた要因をしっかり学び、自分の現場にも生かそうと思いましたので、まとめてみました。
自分の意思を持って仕事をする
ジャパネットホールディングスは高田明元社長のイメージが強く、現に引っ張ってきた会社だと思います。
過去の偉人が作ってきた功績、教えを何も考えず、すべて鵜呑みにしていたら社員の成長はないと高田旭人社長は言います。
経営者としての意思決定は行うものの、全ての判断を社長がすると、個人の成長に繋がりません。
社長は幹部を増やして、役職者に選抜することで、それぞれが考えて仕事をし、各リーダーの成長を促しています。
自らの頭で考えて、自らの意思決定で仕事を進めることで、自分が主体となってビジネスを創造していくことになります。
それが社員に浸透すれば会社は大きな利益を生み出せると思います。
現役度で勝負する
幹部やリーダーを増やすと組織がメタボ体質になると言われます。
髙田旭人社長はそのバランスには気を付けているそうです。
例え好人物で社歴が長くても、その人が今の役職のままで本人や周囲で働くメンバーに良くないと判断したら、降格にすることもあるそうです。
年功序列ではなく、誰もが成果を出せばリーダーとして選出され、チャンスをモノにできる状態を作ることで、横一線で勝負できる環境は誰もがチャンスがありますね。
また、お互いを蹴落とすのではなく、高め合える関係を構築することで、永続的に組織を伸ばすにはとてもいい環境だと僕は思いました。
軸をぶらさない
ジャパネットはテレビショッピングで商品を販売するだけでなく、クルーズ事業やウォーターサーバー事業といった、モノではないサービス事業にも取り組んでおり、顧客満足度を上げようとしています。
しかし、どの事業も新しいことをやっている意識はなく、「世の中に埋もれている良いモノを磨き上げ、その最大限の価値を伝える」という考えが先代から浸透しているそうです。
事業や経営というのは顧客が求めていることに対して価値を提供し、適切な利益を得るという基本原則だと思います。
しかし、その原則に従い、最大限価値を見出して、モノであろうがサービスであろうが軸をぶらさずに仕事をしていることが発展している会社の結果の原因であると高田社長はもちろんのこと、約6年間学んできた気づきでもあります。
最後に
伸びている企業の経営者は組織全体がどうしたら機能するか、どうしたら売上や顧客満足度を高めることができるのか、常に現状維持ではなく、現状打破しようという想いが伝わります。
僕自身も現状に満足せず、常に自分の課題と向き合いながら、日々チャレンジします!
池藤ともひこ
任天堂から学ぶ結果にこだわる経営判断!
みなさん、こんばんは!
池藤ともひこです。
雨が降る日にちも増えてきて、梅雨だなと感じると共に、これが終われば夏と、夏が待ち遠しくなってきました。
みなさんも体調には十分お気をつけてくださいね!
本日は、任天堂の記事を読んで感じたことを書きます。
任天堂はなぜ、最大の特徴を捨ててまで新型「スイッチ」を作ったのか
http://ur2.link/vOcN
任天堂も考えて仕事をしていることがとてもよくわかりました。
幾多の経験をしてきた経営層の判断がやはり大事ですし、その決断力とスピード感が命ですね。
経営は先を見ることが大事
さて、この記事を読んだ時に、経営は先を見ることが大事だと感じました。
これからの世の中の動きや、人々のニーズの変化に敏感なことが大切。
先読みをして、それに適した経営戦略を打てるかどうかがキーですね。
いろんなことにアンテナを張って、情報をしっかり入れておかないといけないですし、作る側のことだけを考えるのではなく、エンドユーザ側のこともしっかり考えて、全体を見ることが大事と感じました。
どうしても、いいものを作れば売れると思いがちだが、人々が求めているニーズに対して価値を提供しないといけないことを学びました。
好きなものではなく価値があるもの
経営者として大事なことは、やはり好きなものではなく価値があるものを提供することです。
価値を提供するからこそ、人々に喜ばれるし、その対価を得ることになります。
経営者はその価値のあるものを世の中の動きに対してどんどん変化させて提供できるかどうかが大事ですし、それを作り出して実行に移す行動力も大事です。
僕はずっとこのことを学んできました。
とにかく目の前の人のお役に立つことの連続が多くの方への貢献になると思っています。
新しいことも不要になる
記事の中で、以下の文章がありました。
「新機能」が不要になることもある
僕はこれを読んだ時に、たしかに!と思いました。
新機能がいいものではなく、その時にベストなものを提供することが大事。
会社としてのアピールポイントであっても、それを削ってまでして結果にこだわるその勇気が経営をうまくいかせると思います。
最後に
任天堂から学ぶことが多く、自分自身の行動にも落とし込むことをしていきます。
いろいろありますが、選択したものを正解にすることが大切とずっと教わってきました。
世の中の動きが激しすぎて、正解/不正解がない時代です。
その時その時の選択を正解に変えるべく、努力をして結果を作ることが大事ですし、結果を作る・売上をあげると決めていると、色々な案が浮かんできます。
自分にあるプライドを捨てて、すべて行動に移して結果にこだわる経営者に僕もなります。
池藤ともひこ
スキル・知識ではない!?経営者として一番必要な情熱
みなさん、こんばんは!
池藤ともひこです。
今年は梅雨が長く、早くカラッと晴れる日が来ることを願いながら毎日過ごしている今日この頃です。
さて、今日は山地 章夫さんという経営者の方が機能訓練専門のデイサービス施設「きたえるーむ」を設立した際の記事を見て、とても学びが多かったのでテーマにしました。
参照URL:https://takakuka.jp/column/multiple/passion-kitaeroom.html
「きたえるーむ」では、要介護状態になるのを防ぎ、自立した生活を送りたいと願う高齢者の方々を対象に、ウォーキングマシンや平行棒を使用したリハビリや、身体に負担の少ないマシンを使ったトレーニングプログラムを提供しているそうです。
「きたえるーむ」の事業内容は過去に実例のない新規事業であるために、反対されることや批判されることも多かったようです。
山地さんは業務提携を求めて、整骨院の院長の元を訪ねてお願いしに行くものの断られ、それでもなお、「この事業を実現して喜ばれるサービスを世の中に提供したい!」という熱い思いから通い続け、最終的には事業化が実現しました。
新しく事業を始めようとすると必ずと言っていいほど、反対意見があります。
僕も事業の立ち上げ期に家族を守れるような力が欲しいという想いを強く持ち、スタートしてきましたが、最初はその家族から「安定性のない事業なんて危ない」と大反対を食らいました。
ただ、記事の中で山地さんもおっしゃっているように「必ず成功させる」と強く信じることで、そうした反対や困難を乗り越える情熱が生まれてくると思います。
自社の強みやノウハウを把握して、それらを発揮できる市場がほかにないか、常にアンテナを張っておくこと。そして、冷静に市場を分析し、将来性を判断できる理性があること。周囲を巻き込む、行動力があること。
経営者にはこうした資質が欠かせませんが、それら以上に大切なのは「なんとしても、この事業を成功させたい」という情熱です。
~~記事より引用~~
僕も事業の立ち上げ期は師匠から、スキルや知識が情熱を上回ったら、その組織は衰退すると教わってきました。
改めて自分が仕事を通して、人生において成し遂げたいことは何なのか?を考え続け、ビジョンを明確にすることによって、一直線に迷わず進めると思いますので、まずは根底にある情熱を忘れずに日々精進していきます!
池藤ともひこ
経営者・稲盛和夫から学ぶ!人と信頼関係を築く上で大切なこと3選!
こんにちは!
池藤ともひこです。
最近は雨の日が続き、どこに行くにしても傘が手放せないですね。カラッと晴れて気持ち良く外に出られる日が待ち遠しい気持ちもあります。
ですが、天気や自分の置かれた状況がどうであれ、仕事は最大限やりますし、常に自分自身をセットアップしていくことを心がけています。
さて、先日、僕は経営者・稲盛和夫さんがJALの会長に就任した際に、社員と信頼関係を築くために大切にした関わり方について学ぶ機会がありました。
ここからは、僕の学びを3つのポイントに絞って書かせていただきます。
■物理的にコミュニケーションを取る
稲盛さんはJALの会長として就任した初日から
「とにかく現場に行きたい」
と話し、2日目には羽田空港のリアルな現場を自らの足で歩いて確認されたそうです。
また、社員1人1人に対して
「大変ですが、私も頑張りますから一緒にやっていきましょう」
と、声をかけられたことを知りました。
この行動には社員も幹部も驚き、「この人は本気だ。」と、全員が稲盛さんの愛情と情熱、覚悟を肌で感じたそうです。
稲盛さん自ら、五感を使って現場の雰囲気やそこで働く人の想いを汲み取り、泥臭く社員1人1人と直接コミュニケーションを取る姿勢が、人の心を動かしたのだと思います。
■ポジティブな言葉を使う
稲盛さんの就任当初、一生懸命努力しながらも、「JALを倒産させてしまった」という罪悪感を持ちながら仕事をしている社員も多かったそうです。
そんな中、稲盛さんは、パイロットやキャビンアテンダントだけでなく、整備、貨物、空港のカウンターの社員に対して、今までの努力に感謝し、「再建に向けて一緒に取り組んでいきましょう」と励ましていたと聞きました。
社員が懸命に努力していることも、実際にJALが倒産してたことも、どちらも事実です。ですが、稲盛さんがみていたものは、これから社員と一丸となってJALを再建することであり、そのために社員の仕事に対する誇りを呼び起こし、前を向いて結束していくことが必要でした。
ひたむきに頑張る姿を認め労い、JALを再建するという同じ目標を共有することで、1人1人の心に火をつけ、前向きに取り組むことのできる状態を作ったのだと思います。
■誠実に関わる
信頼を築くために、自分自身の決意を表明することが大切だと思いますが、そこからさらに相手の意見に耳を傾けることが重要なのではないでしょうか。
稲盛さんは、反対意見がでるとまず受け入れ、話をじっくりと聞き、その上で自分の経験からくる思いを自分の言葉で伝えたそうです。
自らの成功体験や知識をひけらかすような行動は一切なく、常に謙虚な姿勢を持ち続け、努力を怠らず、自分の言ったことは行動で示していく。
誰に対しても、自分自身に対しても言葉と行動が誠実であるからこそ、社員や顧客から信頼関係を勝ち得ることができるのだと思います。
■最後に
僕もありがたいことに、今では素晴らしい仲間に囲まれて仕事をしています。
どんなに組織が大きくなっても、どんなに大きな成果を創ったとしても、人との信頼関係がすべての基盤となるということを自身の経験からも学んできました。
稲盛さんが、社員と信頼関係を築いていく上で大事にされてきたことを1つずつ学んで実践し、僕自身も経営者として、人との信頼を育み続けたいと思います。
池藤ともひこ
主体的に行動するチームをつくるために、一流のリーダーがやっていること3選
こんにちは!
池藤ともひこです。
最近は梅雨の影響で寒暖差があって、仕事仲間の間でも風邪を引いている仲間がおり、改めて健康第一、五体満足で仕事もプライベートも全力チャレンジできている今が感謝だなと思います!
さて、主体的に行動するチームをつくる上で大切なことを3つに絞り、記事を見て学んだことを自分の経験も交えて書いていこうと思います。
なぜ「ノルマなし」の組織ほど伸び続けるのか? | 最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる! | ダイヤモンド・オンライン
■「なぜ」を伝える
一緒に働く社員や仲間に「なぜ」を伝えるということは、言い換えると「何のために行動するのか?」「その行動にはどんな意味があるのか?」を理解する機会を作ることです。
記事の中では、JR東海の業務の例が出てきました。
JR東海では、安全マニュアルを作成して徹底して伝えたところ、あまりにもマニュアル通りの行動を取ることに重きが置かれ、現場で臨機応変に行動できない従業員が出てきたそうです。
そこで、作業手順と共に「なぜ、そのような作業が必要なのか」の解説を記載したところ、従業員がマニュアルに書かれている前提条件が当てはまらない事態が起きた場合でも、柔軟に対応できるようになっていったようです。
「なぜ」やるのかを明確に伝えることにより、自分の頭を使って「こういった条件の場合はどうしたらよいのか?」「もっとこう動いた方が効果的ではないか?」と想像を働かせ、自ら考えて仕事をするようになるため、どんな場面でも頭を使い、臨機応変に行動できる人材が増えると思います。
■ビジョンを伝える
1番目の内容にも通じるところがありますが、その行動を通して何を実現したいのか、その会社や自分自身が望む結果や描いている理想像を明確に伝えることで、今やっている細かいタスクと壮大なビジョンがリンクします。
「掲げたビジョン実現のために、行動とノルマについての計画を作成しよう」「理想の実現のために、今は何件のアポイントを取って顧客に対して提案しに行こう」というように、ビジョン・理想から逆算することで、今やるべきことが明確になります。
明確にビジョンを伝えることで、社員や仲間が共感し、ビジョンを実現するための一つ一つの行動が喜びとなり、自律的に努力するという行動が起きると思います。
■繰り返し伝える
やるべきことはシンプルで、掲げたビジョンを実現するために働いていると思います。
ただ、現場で汗を書いている社員や仲間は目の前のことに必死で動いているため、その行動本来の目的を忘れてしまうことがあります。
だからこそ組織のリーダーは、何度もビジョンを伝え続け、社員や仲間が目的や目標に立ち返るきっかけを作っていくことも仕事の一つだと思います。
■最後に
上記3つのことは特別変わったことでもなく、むしろシンプルなことだと思います。
ただ、僕の経験上、リーダーと呼ばれる人であっても本来の目的、ビジョンを忘れて動いてしまうことがあります。
チームの仲間1人1人が主体的に動いて各々のビジョンを達成できるよう、まずは自分が主体的に行動し、背中でみせるリーダーになります!
池藤ともひこ
松下幸之助さんから学ぶ!経営者として大切なものは情熱!
みなさん、こんにちは!
池藤ともひこです。
6月1日に法人を設立し、一会社の代表取締役となり、周りからも「社長!」と呼ばれることが増えてきました。経営者としてのスタートラインに立ったことを実感し、気が引き締まる思いです。
ただ、いきなり起業したわけではなく、経営者として大事なことを学びながら、十分に下積みをして今があります。
その中でも、経営の神様とも呼ばれる松下電器の創業者・松下幸之助さんからは、いつも経営者として大切な心構えや行動、そして情熱について学んできました。
そこで今回は、松下幸之助さんが経営の奥義について語った著書に基づく記事を読ませていただき、僕が学んだ経営者として情熱を持って仕事をする大切さについて書かせていただきます。
松下幸之助「経営者は遊んではいけない」 | 松翁、問わず語り | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
■組織のトップは命を懸けるほどの想いを持つ
せめて、ひとつの組織の最高指導者の人ぐらいは、先憂後楽の心掛けで、その会社の将来に命を懸けるほどの思いがなければ、経営はうまくいかんね。
みんながみんな、上から下まで遊びとか休みとか、そんなことを考えておって、なおかつうまくいく、経営が成功するなどということは、本来有り得ないことや。
経営というものは、そんな簡単なもんではないわ。
松下さんが語っている通り、経営者が明確なビジョンを持ち、自分の命をかけて取り組む姿勢を示すからこそ、社員の信頼や仕事への意欲を持たせるのだと思います。
僕は立ち上げ当初、経営者はお金も時間にも余裕があり、正直たくさん遊んでいるイメージを持っていました。
しかし、経営の師匠からは、
「楽して稼げる商売はない。情報の取り所を間違わず、健全な努力を積み重ねよう!」
と教わってきました。
下積み時代を経て経営者となった今、松下さんと師匠の言葉を、自分の経験を通して腑に落としてきたと感じています。改めて自分がビジョンに向かって、命がけで仕事に取り組もうと思いました。
■成功の道は熱意から始まる
経営者には、指導力が大事とかな、決断力が大事とか、行動力とか、まあ、いろんなことがいわれておる。
たしかに、そういうものがあるにこしたことはないけれど、とにかく、経営者の最初の、というか基本の基本は、この熱情というか、熱意やな。正しい熱意、素直な熱意あるところ必ず、経営成功の道が開けてくるわけや。熱意は成功へのハシゴやね。
たとえば、販売のやり方がわからん、けど、なんとしても商売を成功させたい、そういう懸命の思い、情熱というものがあれば、そこに、なんとかしようという努力も生まれ、工夫も生まれて、成功の道が発見されるようになるんやな。
経営者として必要な力は、自己管理能力、コミュニケーション力、統率力、リーダーシップ・・・挙げたらキリがないと思います。
しかしその中でも、
とにかく大事なのは「熱意」
と語っている松下さんの話は目から鱗でした。
振り返ると、立ち上げ時期から今に至るまで、自分のビジョンや理想を熱意を持って仲間に語ってきたと感じます。
自分がビジョンに向かっていく原動力と、仲間や社員の心を動かすものは、組織のリーダーである経営者の「熱意」なのだと思いました!
■最後に
僕はもともと、経営者とは高い能力やスキルを持つ人だけがなれるものだと思っていました。
しかし、経営の師匠からは
「スキル・テクニックが情熱を上回ったら、経営者として失格だ。」
と、教わってきました。
今回の記事を呼んで、自分のビジョンに今一度立ち返り、改めて情熱を持って命をかけて仕事をしていこうと思いました。
池藤ともひこ