池藤友彦の経営の心得

はじめまして! 池藤友彦です。営業として3年間の会社員の経験を積みながら、もっと家族や、大事な人を守っていけるような経済力や時間を自分で管理していける選択肢はないかと考え、事業を立ち上げていくことを決意しました。このブログでは、僕が事業を通して大切にしていることや学びや気づきを書いていこうと思います。

松下幸之助さんから学ぶ!経営者として大切なものは情熱!

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みなさん、こんにちは!

池藤ともひこです。

 

6月1日に法人を設立し、一会社の代表取締役となり、周りからも「社長!」と呼ばれることが増えてきました。経営者としてのスタートラインに立ったことを実感し、気が引き締まる思いです。

 

ただ、いきなり起業したわけではなく、経営者として大事なことを学びながら、十分に下積みをして今があります。

 

その中でも、経営の神様とも呼ばれる松下電器の創業者・松下幸之助さんからは、いつも経営者として大切な心構えや行動、そして情熱について学んできました。

 

そこで今回は、松下幸之助さんが経営の奥義について語った著書に基づく記事を読ませていただき、僕が学んだ経営者として情熱を持って仕事をする大切さについて書かせていただきます。

 

 

松下幸之助「経営者は遊んではいけない」 | 松翁、問わず語り | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

 

■組織のトップは命を懸けるほどの想いを持つ

せめて、ひとつの組織の最高指導者の人ぐらいは、先憂後楽の心掛けで、その会社の将来に命を懸けるほどの思いがなければ、経営はうまくいかんね。

 

みんながみんな、上から下まで遊びとか休みとか、そんなことを考えておって、なおかつうまくいく、経営が成功するなどということは、本来有り得ないことや。

 

経営というものは、そんな簡単なもんではないわ。

松下さんが語っている通り、経営者が明確なビジョンを持ち、自分の命をかけて取り組む姿勢を示すからこそ、社員の信頼や仕事への意欲を持たせるのだと思います。

 

僕は立ち上げ当初、経営者はお金も時間にも余裕があり、正直たくさん遊んでいるイメージを持っていました。

 

しかし、経営の師匠からは、

「楽して稼げる商売はない。情報の取り所を間違わず、健全な努力を積み重ねよう!」

と教わってきました。

 

下積み時代を経て経営者となった今、松下さんと師匠の言葉を、自分の経験を通して腑に落としてきたと感じています。改めて自分がビジョンに向かって、命がけで仕事に取り組もうと思いました。

 

■成功の道は熱意から始まる

経営者には、指導力が大事とかな、決断力が大事とか、行動力とか、まあ、いろんなことがいわれておる。

 

たしかに、そういうものがあるにこしたことはないけれど、とにかく、経営者の最初の、というか基本の基本は、この熱情というか、熱意やな。正しい熱意、素直な熱意あるところ必ず、経営成功の道が開けてくるわけや。熱意は成功へのハシゴやね。

 

たとえば、販売のやり方がわからん、けど、なんとしても商売を成功させたい、そういう懸命の思い、情熱というものがあれば、そこに、なんとかしようという努力も生まれ、工夫も生まれて、成功の道が発見されるようになるんやな。

 

経営者として必要な力は、自己管理能力、コミュニケーション力、統率力、リーダーシップ・・・挙げたらキリがないと思います。

しかしその中でも、

とにかく大事なのは「熱意」

と語っている松下さんの話は目から鱗でした。

 

振り返ると、立ち上げ時期から今に至るまで、自分のビジョンや理想を熱意を持って仲間に語ってきたと感じます。

自分がビジョンに向かっていく原動力と、仲間や社員の心を動かすものは、組織のリーダーである経営者の「熱意」なのだと思いました!

 

■最後に

僕はもともと、経営者とは高い能力やスキルを持つ人だけがなれるものだと思っていました。

しかし、経営の師匠からは

「スキル・テクニックが情熱を上回ったら、経営者として失格だ。」

と、教わってきました。

 

今回の記事を呼んで、自分のビジョンに今一度立ち返り、改めて情熱を持って命をかけて仕事をしていこうと思いました。

 

池藤ともひこ