「働き方」だけ改革しても根本解決にはならない!令和時代に求められる巻き込む力
みなさん、こんにちは!
池藤ともひこです。
最近、ニュースの話題としても、友人と話していてもよく出るワードとして、
「働き方改革」というものがあります!
改めて、「働き方改革」とは何の目的で発表された政策なのか、
目指しているところは何なのか調べてみたところ、厚生労働省のHPに
以下の様に記載されていました。
「働き方改革」の目指すもの
我が国は、「少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少」
「育児や介護との両立など、働く方のニーズの多様化」
などの状況に直面しています。
こうした中、投資やイノベーションによる生産性向上とともに、就業機会の拡大や意欲・能力を存分に発揮できる環境を作ること
が重要な課題になっています。
「働き方改革」は、この課題の解決のため、働く方の置かれた
個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、
働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすること
を目指しています。
参照URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html
営業職の友人は今年に入ってから、昨年まであった自分の固定席がなくなり、
テレワーク制度が導入されて直行直帰がしやすくなった。
会社全体で業務効率化、柔軟な働き方が進んでいると話していました。
とあるIT企業で働く友人は終電を超えても会社で仕事をして、タクシー帰りするほど超ハードワーカーだったのでした。 ですが、今年から22時以降の残業が原則禁止
となり、就業規則で禁じられていた副業についても解禁となったようです。
僕がニュースを見たり、友人の話を聞いて思うことは、
・イノベーションによって業務効率化ができる
・残業の削減ができる
また一方で
・「働き方」は改善できても、その人が本当に経済的にも精神的にも
豊かな生活を送れるかどうかは改善できていないのではないか?
と、疑問に思いました。
確かに業務効率が上がり、残業時間が下がれば、帰宅時間も早まり、
家族と過ごす時間は増えます。 しかし、給料の面では残業代がなくなり、
ベースとなる基本給が変わらなければ、金銭的な面でその人の生活が豊かになる
とは言えないと思います。
むしろ、副業が解禁されたことにより、勤めている会社の仕事が
終わり次第、副業の仕事をするようになれば、元々勤めていた会社で残業して稼ぐと同じ様なイメージとなり根本は変わらないのでは
ないかと思います。
もちろん、副業ではなく複業として何本かの柱を持って仕事をしていれば、
1つの会社に頼らず経済活動を継続できるので、会社が倒産しても少しは
安心できる材料になるかもしれません。
例えば、複数の柱を持っていても、結局その柱を支えるのが自分1人だけでは、
発揮できる力に限界があるので、今言われている100年時代を生き抜くには困難な道だと感じます。
人は1人で生きていけないですし、何かを成し遂げるには仲間の存在や
ビジョンに共鳴する協力者の存在が不可欠で、その数が多ければ多いほど、
レバレッジが利き、スピード感を持って目的を達成することができると思います。
今は事業家として色んな事業やプロジェクトを事業家のメンバーとチームを
組んで日々ハードワークしていて、自分のビジョンを持って自ら発信し、色んな人を巻き込みながら目標に向かってハードワークできることが非常に楽しいです。
自分ひとりの一馬力でチャレンジしようとするのではなく、周りの人を巻き込んで
力を借りたり、貸し合ったりすることで何倍にも馬力が使えるようになり、
自分のビジョン、目標達成にいち早く近づくことができると思います。
僕自身、社会情勢に左右されることなく、いつの時代でも結果を作れる人になるために、巻き込む力を意識して日々チャレンジしていきます!
池藤ともひこ